20日(日)IWGP王者天山広吉と三冠ヘビー級王者小島聡の「テンコジ」対決、
ダブルタイトルマッチ「四冠ヘビー級統一戦」が東京・両国国技館にて行われ、
60分タイムアップ寸前の59分KOで小島が統一王者となった。
おめでとう!小島!
試合後はIWGPベルトを投げつけ周囲の反感を買ったようだが、
これも小島流の表現であり、
また三冠王者(インターヘビー、UNヘビー、PWFヘビー)としてのプライドの現れだろう。
それにしても16日に川田を破り三冠王者となってから、
たった4日間で一気に頂点まで上り詰めた訳だからこれも実に小島らしい。
正直言ってここ最近の「プロレス」には物足りないものを感じる。
馬場や猪木が全盛の頃に限らず、
武藤・蝶野・橋本の闘魂三銃士が活躍した頃に比べても寂しいものを感じる。
K-1やPRIDEなどに代表される「総合格闘技」もいいが、
個人的にはあくまで「プロレス」が好きだ。
最近の人気凋落の原因は何だろう?
自分が思うに元々限られたマーケットしかないのに、
これだけ団体が乱立すればある意味当然ではないかと思う。
市場経済ってそんなもんだと思う。
プロレスって「興業」だから団体を設立する時は「ここで一発!」なんて思ってるのだろうか?
元々レスラーが経営に長けているとは思えない。
恐らく周辺に踊らされているところもあるのではないか。
例に挙げて申し訳ないが、
前述の橋本が旗揚げした「ZERO-ONE」などは多額の負債を抱え、
既に橋本自身は経営から身を引き、
現在は大谷を中心として新たに「ZERO-ONE-MAX」として興業を打っているが、
おそらく状況は大差ないだろう。
現在日本にいったい幾つのプロレス団体が存在するのか、
相当熱心なプロレスファンでなければ答えられないだろう。
我も我もとプロレス団体が乱立し、優秀な選手が各団体に散らばり選手の絶対数が不足し、
しかし興業を打たなければならずにひと昔前ならリングに上がることが許されない、
言葉は悪いが素人に毛が生えた程度の選手をリングに上げたため、
プロレスの中身そのものが希薄になってしまったのではないだろうか?
もしそれが原因でプロレスの質が落ちているならば悲しいことだ…。
小島は試合後「防衛戦を4本のベルト(統一戦)でやるかは考えていない」とコメントしているが、
個人的にはNOAHのGHC王者小橋健太も含めて、
一気にベルト統一に突き進んで欲しいと思う。
小島ならそれが出来るような気がする。
バックボーンには策士でありプロレス界一のエンターティナー武藤敬司がいる。
それでプロレスが復興するなら喜ばしいことだ。
今後の小島の動向に注目したい。
また面白いプロレスを見せて欲しい。



